山梨の地域資料デジタルアーカイブズ

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 最新の話題(過去ログ)  

恒例の全国小正月行事調査「どんど焼きは国民行事」平成27年版を更新しました。
 小正月行事「どんど焼き」は東アジア、北欧共通の国際的行事


   NPO地域資料デジタル化研究会は、平成15年より、全国の新聞社WEB版に掲載された記事などを主な情報源として、キュレーション(Curation)というIT手法によって、冬の火祭り行事である「どんど焼き」を中心とした小正月行事の実施状況を継続調査してきました。
 26〜27年は新たに調査範囲を海外に拡大しました。その調査結果によりますと、どんど焼きは、日本独自の行事ではなく、少なくとも韓国、スウェーデンなど世界的に行われている、春を迎えるための火祭り行事(春の夜の火の祭典)であることが判明しました。その結果は分析レポートとともに、このページ下部に一覧表としてまとめて公開いたしました。
 収集したデータは、「地域、実施日、名称、場所、参加者、実施内容、趣旨」の属性別に分析し、表形式で比較しました。(キュレーションにおいて、新聞社サイトの記事を主な調査資源としたことは、プロの取材者によりデータの信頼性に一定の保証があるからです)

 以上の驚きの調査結果は一覧表で公開いたしました。27年度版では「学習指導要領・郷土学習としての「小正月行事・どんど焼き」の教材化」について、教育現場での活用方法に関する記事を掲載しました。
(2015年2月4日更新)

 全国小正月行事調査「どんど焼きは国民行事」

台風見舞に種豚の贈り物 アイオワ・山梨姉妹交流
 山梨県と米国アイオワ州は、1959(昭和34)年の台風災害に対し、同州から見舞として農畜産物(種豚35匹、トウモロコシ1.5t)が贈られたことが契機で姉妹締結した。山梨:1960年(昭和35年)3月14日、アイオワ:1961年(昭和36年)4月14日にそれぞれ議決。
 米国との姉妹県州関係としてはわが国で最初のものであり、以来、全国 で米国の姉妹州県の締結が広がりました。当時の山梨県政ニュース映画から一部の画像をアーカイブしました。
 http://www.mmdb.net/usr/digiken/Yamanashi_Iowa/cat/index.html (2014年3月18日更新)

日本一の富士山に映える道祖神祭の御神木
 デジタルアーカイブ【山梨の道祖神アルバム】に、「日本一の富士山と富士山北麓の道祖神祭御神木」を更新しました。
 山梨県富士吉田市、南都留郡富士河口湖町、忍野村で小正月行事として毎年1月14,15日に行われる道祖神祭は、日本一の富士山を仰ぎ見ながら雄大な環境で行われます。御神木飾りと道祖神に奉納されるヒイチを紹介します。  http://www.mmdb.net/usr/digiken/dosojin1/page/A0018.html (2014年2月25日更新)

解体撤去された山梨県の昭和モダニズム建築の記録
 甲府市中心街の歴史的建築物が次々に解体撤去されている。昭和初期モダニズム建築の先駆けである旧山梨県立図書館、旧甲府郵便局が既に消失しています。
 デジ研では、【甲府中心街の記憶】として、貴重な建築物を後世に伝える記録写真の公開を開始した。
 なかでも旧甲府郵便局は、大正末から昭和を代表する建築家の一人である山田守のモダニズム逓信庁舎の代表作と言われており、貴重な記録写真です。(平成22年11月、公開点数154点)

「美味しんぼ」105巻「食と環境問題」編に作品を提供
 「究極のメニュー」対「至高のメニュー」、親子グルメ対決のなかで食や社会問題を扱うコミック「美味しんぼ105巻168頁」に、内田宏さんの写真をアーカイブした「みんなの山梨」から記録写真が使われました。
 105巻のテーマは「食と環境問題」。林業の活性化の場面にふさわしい記録写真を探していた「美味しんぼ」の編集者がネット検索したところ、「みんなの山梨」から内田さんの造林作業風景の写真が目にとまり、デジ研に問い合わせが寄せられました。
 「美味しんぼ」105巻で、内田さんの記録写真がどのように写真が使われたかは、168頁でご覧ください。
 「美味しんぼ」(おいしんぼ) 原作:雁屋哲氏、作画:花咲アキラ氏。小学館刊。

長野県・郷土出版社の「昭和写真大全シリーズ」山梨・甲府、峡東に提供

 郷土出版社(長野県松本市)の昭和写真大全シリーズ「甲府」「峡東」に、同社からアーカイブ協力依頼があり、地域資料デジタルアーカイブ「甲斐之庫」より、中山梅三氏、内田宏氏の作品掲載を協力致しました。
 ネットに公開されたアーカイブを検索することで、郷土学習に有意義な写真集の企画が円滑に進められるよう、お手伝いをすることができました。

みんなの山梨「中山梅三氏アルバム」に作品を追加登録しました。

   富士吉田市下吉田、小室浅間神社の9月19日例大祭と流鏑馬神事の記録35点を公開しました。昭和30-40年代の貴重な写真です。小室浅間神社宮司様の監修をいただき、流鏑馬の全体の流れと由緒を教材として提供しております。また、清里の八ヶ岳カンティフェアの畜産共進会の記録を追加致しました。

地域コンテンツシンポジウムの記録を公開いたしました
 概要記録版をPDF文書で公開しております。このページの下部にある公開リストをご覧ください。

内田宏氏の作品とデジタルデータを山梨県立博物館に納入しました
 甲府市の内田宏様からお預かりした約4,000点の昭和農村写真の資料デジタル化が終了し、平成21年6月17日、全写真の寄託先である山梨県立博物館に納入いたしました。
 デジタル化の作業は約1年がかりの作業となりました。今回納入したものは目録、写真資料の他、デジタルデータ(DVD11枚)、写真のサムネイル印刷、検索の手引き等です。
 今後、山梨県立博物館とデジ研は、写真データを活用したワークショップについて、引き続き研究交流を重ねていくこととなりました。

県民アーカイブ「みんなの山梨」に内田宏氏の作品4000点の登録公開を開始。〜よみがえる戦後山梨の記憶〜
 NPO法人地域資料デジタル化研究会は、敗戦から高度経済成長期へと激動の時代のなかで、カメラを通して、山梨県民の生活を撮り続けてきた2人の郷土写真作家の写真記録を通して、「今は喪われてしまった「戦後山梨の記憶」を、デジタルアーカイブで平成の世によみがえらせる、県民プロジェクトに取り組んでおります。
 既に、故中山梅三氏の作品2000点の作品公開を進めておりますが、新たに平成20年12月より、甲府市在住の内田宏氏の「戦後農村の記録」約4000点の公開に着手いたしました。

 このアーカイブは、山梨県立博物館とのコラボレーションにより実現し、地域学習教材として順次整備され、無償で公開されます。公開写真の計画規模6000点は山梨でで公開されたアーカイブでは最大規模となり、すべて会員の自主活動により支えられていることは、デジ研の誇りとしているところであります。今後、地域コンテンツとしての利活用のため、県民ワークショップ等の開催を予定します。詳細が固まり次第、公開いたします。(2008年12月5日) 

山梨テクノフェア&マルチメディアエキスポに出展し、毎年のアーカイブ作品を公開いたしました。
 NPO法人地域資料デジタル化研究会は、2000年からアイメッセ山梨(山梨県甲府市大津町)で開催されている山梨マルチメディアエキスポ(中途から山梨テクノフェア&マチチメディアエキスポ)に毎年参加し、地域資料のデジタルアーカイブの成果について発表しております。
 毎年の出展参加内容は、この1年のデジタルアーカイブ制作活動、デジ研が受託しているNPO図書館運営の活動報告、「私もデジタルアーカイブを作ってみたい」などアーカイブに関するなんでも相談会(無料ワークショップ)を開催しております。

わだつみ平和文庫の10万点の資料整理協力について
 甲州市の医師中村克郎氏が収蔵する「わだつみ平和文庫」約10万点の資料整理と、わだつみ平和文庫の開設作業に協力いたしました。
※わだつみ平和文庫開館レポートはこちら
http://www.yamanashi-nponet.jp/~digiken/wadatumi_opening.html
 (同文庫は、現在諸般の事情により休館しております。)

 域資料デジタルアーカイブズ「甲斐之庫(かいのくら)」の収蔵資料に関する写真展資料提供と共同研究について(地域コンテンツ活用事例)
 NPO法人地域資料デジタル化研究会は、山梨県立博物館の平成19年度企画展「人と動物の昭和誌」にアーカイブ収蔵作品を提供し、開催に協力いたしました。その後、県博企画展をきっかけに、デジタルアーカイブを活用して、地域住民のための地域資料展を開催したいという問い合わせが相次いでおります。

 デジ研といたしましては、アーカイブの収蔵作品について、「地域コンテンツをオープン教材として開発し、その教材をインターネット上で利用公開することを目的」としています。そして、実際に県立博物館などを通じて、社会の役に立てていただいております。学校、公民館、ミュージアム、自治体などの企画には、ご協力いたしますので、ご相談ください。「みんなの山梨」アーカイブ収蔵作品については、ネガ保存ですので、全紙大のパネル印刷が可能です。
(問い合わせ先はこのページ末尾にあります)

山梨県立博物館夏休み企画展「人と動物の昭和誌」の開催に協力いたしました。
 山梨県立博物館が夏休み中に開催した写真展覧会「人と動物の昭和誌」に、デジ研の「みんなの山梨アルバム」でも公開している中山梅三氏の写真を提供いたしました。この展覧会では、「人と動物」をテーマに、山梨の昭和初期より40年代の農村地域の写真から当時の暮らしや人と生きものとの関わりを考えました。会場では、来場者から出展写真に多くの情報が寄せられました。感謝申し上げるとともに、寄せられた情報は、このアーカイブズに反映してまいります。
・開催期間: 2007年7月20(金)〜9月2日(日)
山梨県立博物館夏休み企画展「人と動物の昭和誌」の公式サイトはこちら




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特定非営利活動法人 地域資料デジタル化研究会
〒406-0041山梨県笛吹市石和町東高橋133 TEL : 090−2491−4085 Fax :055−262−5224
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