古代から継承する民衆の祈り


道祖神は、関東甲信越を中心に分布する路傍の石神です。特に山梨県においては、道祖神とともに庚申塔、蚕影山、石尊山、秋葉山、六地蔵など様々な神社を持たない、路傍の神々、石仏が一緒に祀られ、現在も日々の暮らしの中で信仰されています。
しかしながら、その信仰の実態については、多くの謎に包まれたまま、現在に至っています。このプロジェクトでは、山梨県内の道祖神を中心に、21世紀を生きる石神の姿を採録し、日本人の祈りの心を明らかにするのが目的です。
 
道祖神プロジェクト

このアーカイブでは、地域資料デジタル化研究会会員のフィールドワークによる資料収集により、関連書籍のデジタル化、また写真記録などによりアーカイブを構築していきます。
現在作業が始まったばかりです。準備ができたものから順次インターネット公開していきます。
それと同時に県内外の研究者と交流し、道祖神の研究を深めていきたいと願っています。

 
 
 

石神たちのデジタルアーカイブ(準備版)

 
「路傍の神・道祖神」

山梨県内には約700集落で今も道祖神が祀られています。特に山梨独自の丸石道祖神は、他県に見られないユニークな神様です。

小正月と「どんど焼き」

1月14日の小正月、山梨では、どんど焼きが行われます。他県では「左義長」などとも呼ばれます。山梨では道祖神の祭典として今も盛んに行われます。

「どんど焼きとまゆ玉団子」

どんど焼きの大事な楽しみは団子を焼いて食べることです。山梨県内では、今も昔ながらの繭玉団子を焼きます。

「山梨県最古の道祖神」

山梨県最古(たぶん日本最古と言われる)道祖神が山梨市堀ノ内にあります。


編集者より
道祖神アーカイブは、地域資料デジタル化研究会会員が現在開発途上のものを暫定公開しております。今後さらに改訂されていきますので、ご了解ください。
このアーカイブでは、写真取材したコレクションに加えて、郷土史研究家による様々な研究書をデジタル採録していきます。現在準備中の研究書は、山中共古著「甲斐の落葉」他です。